「生活すら厳しいのに、進学なんて・・」
東京近郊に住む18才のミキさん(仮名)は母子家庭の一人っ子。少ない収入と生活保護で、慎ましく暮らして来ました。しかし、お母さんが転倒事故で骨折し、長期の入院とリハビリが必要となりました。収入が無くなる中、彼女は希望した進学先へ進む事をあきらめていました。
新芽奨学金は、困窮している学生を援助するための給付型奨学金です。小さい頃からの夢に向けて突き進もうとする学生が、その道を断たれる事は大変悲しいばかりでなく、社会としても大きな損失です。


就学の傍ら、炊き出しや路上生活者支援活動などのボランティア活動に参加する新芽奨学生
種は土から栄養をもらい、太陽の光と温かみ、そして雨水の潤いで芽生えます。「新芽」奨学生も一粒の種のように、家族、学校、そして社会の温かい見守りの中で、愛を感じて育ちます。新芽奨学生に「卑屈な気持ちを持った学生」は一人も居ません。皆が奨学生として選ばれた事に誇りを持っています。彼らが社会へと巣立つ時、「共助」の意味を深く理解した立派な社会人がまた一人増えるのです。
案件事例
夢を叶えたい!
18才のヒナさん(仮名)は、保育士になるのが夢です。自身も児童養護施設で生活しています。自分と同じような子供たちを支えたい!そのような強い意志を持っています。しかし、彼女の夢の実現には、幾つもの高いハードルが待っています。