発行物

日本・慈濟世界

2025年

188期

慈濟日本分會は東京の代々木公園、関西西成区、横浜寿町公園の路上生活者、日雇い派遣者、低収入者の皆様に温かい冬を過ごしていただくため、温かい食事の提供に加え、毎年エコ毛布や肩掛けなどの配布も行っています。今年は名古屋の若宮大通りで身を寄せる路上生活者にも加えて、計6回の冬季支援物資を配布致しました。

厳しい寒さの中、ささやかな温かさをお届けします。生活は依然として厳しいかもしれませんが、この温かい心が路上生活者の皆様に寄り添い、暗闇の中の灯火のように照らしてくれるでしょう。

2024年

187期

2024年5月から9月にかけて5回に渡る見舞金給付活動を無事に終了しま した。そして、現地市役所のご協力により、円滑に作業を終えることが出来ました。日本から台湾からもボランティアが参加し、国籍や年齢に関係なく、心を一つにしてこの愛と祝福を被災した地域の方々に直接お届けしました。

186期

1月1日の能登地震発生後、慈濟は温かい食事の提供に加え、5月中旬からは半壊以上の住宅被害を受けた方々や65歳以上の高齢世帯に対して見舞金の配布を開始しました。

6月9日には、能登町の町野多目的集会所において、第2期の支給が行われました。地元の慈濟ボランティアの南里美さんは、温かく心優しい対応で、見舞金を受取に来られた地域住民の方々を安心させていました。

185期

2024年1月1日、能登半島に地震が発生しました。その後證嚴法師はボランティアを派遣し、被災地を視察し、その後慈濟基金會による現状把握と石川県内の市町村併せ6 行政との協議を経て、「災害見舞金」を配布することを決めました。2024年5月17日から5月19日までの3日間で、能登半島地震の第1 回災害見舞金配布を穴水町で行いました。

184期

令和6年、能登半島地震直後、證嚴上人は職員を派遣、災害支援の方向性を示し、慈濟本部職員の指導とそれを支えてくれる人たちにより、直面する困難の中でも日本分會のメンバーは安心して前に進むことができました。悪天候の中、困難な状況を進み、支援活動として温かい食事を提供することができた第1次活動から、現地の方々と互いに学び合うことができた第2次活動を実施。

183期

今回能登半島における支援に向けて、私たちが出来るだけ早く活動を始められたのは、沢山の方々のお力添えと団体による長年の炊き出し経験があるからだった。それに、何よりも被災された方々の無力さや苦しみを自分のように感じ、なんとしても栄養のある温かい食事をとってほしいという上人の思いと支えがあるからだった。支援報道に関して、NHKとテレビ朝日をはじめ、北陸、北国、産経新聞等のメディア関係者は、私たちに問いかけた。台湾発祥のボランティア団体はなぜここに来たのか。「純粋にそうしなければと思う一心だった」と、私たちは答えた。

2023年

182期

2023年10月22日慈濟の史経蔵「無量義. 法髓頌」を台北アリーナで10回上演しました。各公演には数千人を超えるボランティアが参加しました。同時に、世界五大陸のボランティアもオンラインで入経蔵に参加しました。10月22日の午前中、慈濟日本分會は第6回目に参加し、ボランティアたちが、心静かに集中して、画面上の映像に合わせて動いたり、画面と会場のライブパフォーマンスを同期させたり、世界のボランティアと一緒に「祈祷」を大声で歌ったりしました。

181期

慈青が卒業後、日本に滞在することを選択した者達にとって、後輩達が日本の学業を終えた後、台湾に戻って慈濟を続けてもらえるようにすることが任務となります。同時に、慈青の先輩として、より多くの若者が慈濟の門を叩き日本支部に加入し日本での慈濟活動を盛り上げてくれることも期待しています。

180期

実習、学術のために、来日した慈濟科技大学の教師と学生達は、朝から代々木公園の炊き出し活動に参加しました。灼熱の太陽の下、学生達は食べ物を配る組、食器回収組、街友へ対応する組等に分かれ、街友の人達と手話「譲愛傳出去(愛を広げよう)」を共有しました。

179期

慈濟日本分會は、五月十四日に、三年ぶりの灌仏会式を開催しました。法師の指導の元、皆心静かに仏陀の礼拝を行い、仏陀の足元に一礼して心の雑踏を洗い流しました。その後、恭しく花の香りを受け取りながら、仏陀、両親及び衆生の恩を感じました。誰もが純粋な心で、宗教儀式の美しさを示し、善のある考えを持って、心の中にある暗闇を浄化しました。

178期

コロナ禍が沈静化してきた東京で、令和五年二月十二日、慈濟日本分會の祈福感恩会が挙行されました。久しぶりに日本分會で参加者と集い、證嚴上人の祝福を拝受しました。人文教室中文班の子供達も祈福感恩会に参加し、トルコ地震の被災者達の為にお祈りをしました。

177期

小銭を寄付してくれた人たちは無限の光に輝いています。證嚴上人はいつも「一滴の愛が集まれば大海になる」とおっしゃっています。一番大切なのは、善の心が芽生えるようにすることです。お釈迦様の時代と同じように、何も持っていない貧しい女性でも、破れた服を寄付することができたのです。 代々木公園にいる人たちは、寒い冬の日にその温かい行動で、その最良の方法を示してくれたのでした。

2022年

176期

仏陀の入滅後二五〇〇年経過した 現在、ネパールの民は、未だに貧困に苦しんでいます。このことを知った證嚴上人は、ネパールの 人々のため、「弘法利生」を広め、 お釈迦様の故郷の人々の生活が向上し、貧困から解放され、満ち足りた人生が送れるよう祈願しました。その祈願の実現に向け、コロナ禍が一段落した十一月三日文化の日、慈済日本支部は、法を広め生活向上を目指す「弘法利生バザー」を開催しました。

175期

慈濟新芽奨学金の第5期及び第6期の新芽奨学生は、コロナ禍でボランティア活動へ参加することができませんでした。コロナも落ち着いてきた2022年8月の夏休み、ようやく代々木公園での配布活動に参加することが出来ました。

174期

仏教では旧暦七月は喜ばしい月、親孝行する月であり、吉祥の月だとされています。2022年7月31日、お客様の招待を見送ることに決定、この吉祥月に、日本分會は敬虔な気持ちを持って、【経蔵演繹】を企画して、コロナの収束と天下の無事息災を祈願しました。

173期

年に一度の灌仏会がやって来ました、新型コロナ感染状況と行政の政策を考慮し、日本分會は内部関係者だけで、招待を行わないと決めました。今年は「潅仏会」と「親孝行のお茶会」を主題とし、行いました。

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